中国におけるオフショア開発する時代はそろそろ終わるのでしょうか。

かねてより、オフショア開発の委託先として一番人気なのは中国です。しかし、現在オフショア開発を導入する日本のIT企業は中国を敬遠する動きもみられるようになりました。もしかして 中国におけるオフショア開発する時代はそろそろ終わるのでしょうか。

今回は、このような中国のオフショア開発の変化をもたらしている中国オフショア開発の問題点を徹底的に解説します。オフショア開発の委託先として中国を検討している企業の方は、ぜひご一読ください。

人件費の高騰は大きな問題

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人件費の高騰


オフショア開発を利用する理由の一つはコストが削減できることでしょう。
しかし、中国は人件費の高騰でした。これは中国急速な経済発展により、人件費が徐々に高騰し続けています。中国における開発する場合、日本と同じような費用を負担するケースが少なくありません。そのため、業種によっては中国でオフショア開発を行っても、「人件費の削減」であるオフショア開発本来の目的が達成できない状態になってしまいます。

東南アジア誘致


その一方、東南アジアの諸国は人件費が安いメリットで人気を集まっています。
その中で、考えられるのはフィリピンやベトナムカンボジアといった国々です。また、このような国では、特にIT業界における人材育成の取り組みが強化されており、IT系の専門学校が続々と設立されています。

東南アジア国に存在する優秀な人材は日本の10分の1以下の人件費で雇えることも少なくないため、いまやIT業界においては中国よりも東南アジアでオフショア開発を行うケースが非常に多くなっています。

 

https://next-offshore.com/2020/01/13/offshore-software-development-in-china/