Facebookが実施するAIの取り組み

SNSで24億人のユーザを抱えるFacebook は途方もないビッグデータを保持しているので、その膨大なデータを処理するには、AI(人工知能)の力が必要となります。そこで、今回の記事はSNSのユーザー数を最も抱える Facebookが実施するAIの取り組み を確認していきたいと思います。

SNSとAIの相性について

f:id:Haunth:20200214135908j:plain

SNSとAIの相性について

Web上でユーザー同士のつながりを生むSNS


SNSはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、社会的な繋がりを提供するサービスです。インターネット黎明期にはE-mailのような手段でしか個人同士がつながりをもてなかったのです。ですが、SNSの登場によりユーザー同士が簡単にやりとり可能になり、Web上のソーシャルコミュニティの形成に寄与しました。現在では、FacebookTwitterInstagramなどのSNSが普及し、私たちの生活に不可欠な存在となります。

とりわけマーク・ザッカーバーグ同士が開発したFacebookは、大学在学中に学生が交流を図るためのサービスとして利用されていました。その後Facebookは世界最大のSNSへと発展し、現在約24億人のユーザーを抱えている最大規模のサービスになります。

SNSの特徴は、言語や音声、画像などの情報の受信や発信が主です。このようなビッグデータを処理するポテンシャルをもつのが、AI(人工知能)です

AIをふんだんに活用するFacebook


Facebookに限らず、SNSはAIがなくては発展できません。SNSに表示される投稿には、不適切なものやスパムが含まれます。それをフィルタリングするためにはAIによる機械的な処理が不可欠です

AIの研究機関として設立した「Facebook AI Research(FAIR)」、AIの最先端技術を研究し、社会全体のAI技術の底上げを図ることだというのです。FAIRの研究成果はオープンソースで公開されるなど、利益を追い求めず視野の広い取り組みをFacebookは行なっています。

http://next-offshore.com/2020/02/14/artificial-intelligence-for-sns-facebook/